多店舗化で繁盛店を創る多店舗化したら儲からん店が出てきた!
多店舗化で繁盛店を創る多店舗化したら儲からん店が出てきた!
キーワードはターゲットと"接近戦"
美味しいモンを、え~サービスで提供したらお客様は必ず帰ってくる!そのように私も思います。が、昔と違ってライバルが多いのです。美味しいモンを美味しいと理解できるプロ(つう)のお客様も少ない。だから正しく口コミしにくい!そこでしっかりとした戦略が必要となります。で、まず最初にする事が、一体誰をお店のお客様にするのか。いわゆるターゲット顧客は誰?です。できるだけ具体的なイメージが◎。30歳のOLをターゲットとするなら、どんな服を着ていて、どんなバッグを持っているのか、そこまでイメージします。その方が今後迷った時に、イメージどうりの顧客を真ん中に置いて考えられるので良いんです。それこそ接近戦。相手の顔が見えているのです。そこまでターゲットが決まれば今度は順に戦略を立てていきます。
まず、その立地の周辺にターゲット顧客は居るか。
ターゲットが喜ぶファサードか。
これが接近戦型の「地域戦略」と呼んでいます。
さらに、そのターゲットが喜ぶMENUになっているか。これが接近戦型の「商品戦略」。さらにターゲットが喜ぶ接客や営業方法になっているか。これが接近戦型の営業戦略となります。すべて、ターゲットを中心に考えないと、30歳のOLに受けるファサードで、20歳がボリュームたっぷりのMENU。そして50代のおばさんが喜ぶ接客。これじゃあ繁盛しようが有りませんでしょ。
ココでは、それぞれの戦略POINTを押えてお店をProduceすれば、成功確率が高くなる。今までは自身の感でやって来たお店創りを、接近戦型と言うキーワードでProuce力を高めてください。愛社長はターゲットが振れないのです。
地域戦略
ターゲット顧客がお店の半径500m以内にどれくらい居るでしょうか。お店に近いヒトほど愛顧客になり易いのです。にもかかわらず、ワザワザ遠い所から来て下さったお客様を大切にして、近所のお客様を意識しない経営者も居ます。これは近いからいつでも来て下さるという甘えから、意識しないのです。ソコまで分かっているのに、案外近くのお客様を意識しません。川野流なら、遠いお客様はそれなりの接客で、店に近ければ近いほど、熱い厚い接客をすべきでしょう。何故って?もしもあなたの家の隣に素敵なお店ができたらどうですか?毎日でも通えますでしょ。それくらい距離って大切なんです。まずは近いお客様の顔を覚えましょう。 さらに、ターゲット顧客が喜ぶようなファサード(外観)創りをしないといけません。この部分は貴方にそのセンスがあればOK。そうでなければプロの設計士に、ターゲット顧客像をしっかりと伝えて設計してもらいます。または、その同じターゲット顧客で繁盛しているお店が有れば、参考に見に行く事も必要だと思います。地域戦略をしっかり取らないと、初回来店客が増えません。ここに初期投資をしっかりしておけば、OPEN後にお客が少ないからといって、何度も何度もチラシを打つことも有りません。そして一度でも来たならGAP戦略で愛顧客にできるのですから!
詳細は、日経レストラン誌 2004年6月号 愛社長養成塾 第8回 参照
もしくは、2004年12月発売の「愛される店の理由」をご購入ください!^^
商品戦略
商品戦略=MENU戦略です。ターゲット顧客が喜ぶMENUを創れば良いのです。よくやる失敗が、はじめはターゲットを意識しながらMENUを考えていたのに、いつの間にか自分が好きなものに片寄っていく事です。ターゲット顧客が自分と同じなら問題ありませんが・・・。そして厨房主体でMENUを考えると、やたらにMENUが横に広がってゆきます。何故か?キツイ言い方をすると、自身が無いから横幅を広げます。焼肉屋なのに、鶏も、魚も、干物も有るお店・・・これって焼肉屋さん?でもMENUを考えている時は、「お客さんもいつも肉ばかりだと飽きるだろうから、たまには魚も良いかもね!」と、飽きとるのはお前やっチュウネン!^^ 美味しい自信の有る一品があればそんなに横幅が広がる事は有りません。繁盛店の焼肉萬野では、ターゲットが喜ぶ商品を「ホルモン」としました。で、ホルモンの品揃えが多いんです。これは横にMENUを広げたのでは有りません。「ホルモン」と言うジャンルに的を絞って、MENUを深く掘り下げたのです。MENUは横に広げるのではなく、深く掘り下げる法が良い。それは、お客様がだんだんとはまっていけば、行くほど、どんどんDEEPなMENUを選ぶからです。ドンドン探検できるMENUにする事も、ターゲットが見えていればできる事です。
詳細は、日経レストラン誌 2004年7月号 愛社長養成塾 第9回 参照
もしくは、2004年12月発売の「愛される店の理由」をご購入ください!^^
営業戦略
一言でGAP(Get愛顧客Program)して下さい!と言いたいです。接近戦で相手を知って、ありがとうのDMを送付する。ソコに意気を感じてお客様がそのDMを持って再来店。するとまた特典である次回有効の金券を受け取ったりする。これがGAP!この時の初回DMの反応率が住宅立地で20%以上有るのが正しい接客をしているお店。繁華街でも15%は十分にありうる数値です。この数値を目標に反応率を上げる事が、良い接客に繋がります。頑張っている!が数字で評価されるのです。営業は全て数値評価できます。お客様の事を知るための行為。= アンケートを取る事とは考えないで下さい! 営業戦略のほとんどが、このお客様とコミュニケーションとって、お客様情報を得る事となります。ココさえうまく行けば、毎回お店に来る毎に「お馴染みさん」の接客ができます。お店とお客様の敷居が下がった瞬間です。究極は相手も顔と名前を覚える事。無理でもそうする仕組みだけはお店に常備したいモンです。お客様に感動を与える接客とは、お客様の期待以上に反応してこそ生まれるもの。お客様来店字から、ご注文を受ける、商品をtw-ブルに運ぶ、ご精算、お見送りまで、たくさんの接客POINTに、色んな感動作戦を仕込ませる社長こそがお客様を良く見据えた愛社長といえるでしょう!!!^^
詳細は、日経レストラン誌 2004年8月号 愛社長養成塾 第10回 参照
もしくは、2004年12月発売の「愛される店の理由」をご購入ください!^^