1986年、創業時の私達には、Policyなんて高尚なモノが無く、ただ必死になって商売を軌道に乗せているだけでした。その後だんだんと目指すべきモノがハッキリしてくると、Policyという企業の背骨も自然とハッキリ立ち上がってきました。
気がつけば会社ゴッコから企業経営へと進化しています。
LINKが基本とする仕事は『業態開発』
photo_camera繁盛店の扉セミナー メイン講師
新しいイメージのある業態開発という言葉ですが、私がいつも業態開発の時に心掛けているのは「温故知新」です。
お客様の業態開発者として、いつも正しい判断を心掛けたいのですが、その判断には、しっかり保証できるような根拠が少ないです。
でも、
お金を頂いて業態開発する以上、正しい判断で進めたい…
そこで、何処かに正解は無いかな~っと探します。
photo_camera繁盛店の扉セミナー メイン講師
photo_camera繁盛店の扉セミナー メイン講師
昔あんなに流行っていたのに、今はもう無くなった…
あの商品は、ブームで一瞬で終わったね~…
これらの事象から
『人の世で必要とされないモノは無くなって行く…』
要は世間の人達から、不要とされるものは途絶えて行く…
それは
お店、食品、料理、商品、仕事、サービス、デザイン等々
これらを、陳腐化という簡単な言葉で片付ける事は可能ですが
あのお店は、もう何十年も続いている…
あの料理が大好きで、親父の代から通ってるよ…
これらのお店や料理は、何と表現しますか? 暖簾 伝統 文化
ココがミソです。
単に長く続いているだけではないはず
必ず長続きの成功要因があるはず
ココを押さえる事で、正解に近づくと思います。
photo_cameraホテルレストランショーのCanonブースにて
photo_cameraホテルレストランショーのCanonブースにて
業態開発仕事で出てくる、いろんな問題の解答が「温故知新」だと思いました。
今から業態開発するお店に必要な事象は何か…
この事象に近い、昔から生き残っている事象を探し…
この本質をしっかりと学んだ上で、この時代から発進する業態開発を考える…
これが、LINK流 川野秀哉流の業態開発です。
(ちょっと難しいかな…)
お店創りに絶対不可欠な「コンセプト」
このコンセプトを実現する為に「味」「店」「空気」を業態開発
だから
「味」は、産地まで食材を見極め、流通を見ます
「店」は、物件と料理から適切なデザイナーを選択します
「空気」は、スタッフの接近戦の徹底を指導します
なんとか上手に商売がSTARTできたなら、
でっきるだけ長い事をそれを続けたい!
こんな厚かましく考えるのが 大阪の商売人…笑倍人です!
2006年10月 株式会社リンク 代表取締役 川野秀哉 拝
おまけ…
川野秀哉は1990年代のバブルが始まる前にLINKを創業しました。
新しい事や先進的な事が全て◎~っというバブル期に、世の中全て強気の空気を体験しました。
その後 親友や恩師が、いとも簡単に飛んで行ったのも目の前で見ました…
アホな奴…
今なら簡単に言えるかも知れませんが…
その当時の空気は、
土地は、買えれば必ず儲かる!
マンションは、キャッシュ無しで買えて、値が上がる!
不動産や株は、情報さえ手に入れれば儲かる時代
大抵の立派な経営者も、気持ちが激動した時代です。
<バブル絶頂期>
「富山駅前の投資用のマンションを買いませんか?」
という某都市銀行のお誘いに対し、買おうかな~と思った川野秀哉
この時、保証人予定の父親に相談したら
「ん…まあ時代やからエ~かもしれんけど
なんちゅうか… ん… こんなコトで良いんかな…」
調子ノリの川野が、この投資を切り抜けたのは父親のこんな簡単な言葉でした
お爺さんから商売を引き継いで30年になる父が、なんとなく気持ち悪く感じた事
こそ、経営者の生存本能の脳だったのかもしれません。
(2年後この投資物件は 1/5に暴落 でした…)
その時代の経営判断は必ずあります。
でも、時代の流れを読める経営者はそう居ません。
(最安値で買って、最高値で売るような事)
そんな機転の利く経営者になる事よりも、必ず先で勝利する経営者になりたい!
まさに
物事の本質を見極める経営者になりたい!
生存本能の感がきく経営者になりたい!
対峙する事象が
相手であったり、物事で有ったりしますが、
(1)相手ならその実力を、物事ならその大きさを知り、
(2)自身の見栄やプライドは横に置いて自身の素の実力を再確認し
(3)相手と自分の実力差、物事の大きさと自分の力の足りなさを素直に認める
コレができたら後は簡単!
謙虚な気持ちで、相手や物事にしっかり教えて貰うだけ
『温故知新』
川野秀哉は え~かっこしいでした。
でも 経営者を20年やって、
ようやく相手を素直に認めらるようになってきました
そうすることが一番得で、お気軽である事が分かったもんでね…^^
「楽して銭儲けする」この事が起業の目的だったはず!
一番難しい事ですが、実は自分の心一つで可能になるようです
また機会があれば、こんなグダグダ話を貴方としたいです!!
ほな/~